川崎市における野球協議会について 

川崎市における野球協議会について

【協議会方式とは】
・地元川崎市のチームが地元の球場を維持管理するために集まった組織を指します。
・譲り合いの「利他の精神」で球場の利用調整から予約管理、球場整備、集金までを担い、川崎市の行政と一体となって運営することを基本として活動しております。
・登録時から利用中に至るまで不正利用がないような仕組みを導入し、逐次改変しながら、顔の見える球場利用によって郷土愛も育んでゆける組織を目指しています。

【協議会方式のメリット】
・川崎市のチームが利用できる。
〜球場付近に居住するチームが地元で野球ができる喜び
・3ヶ月先の予定が組める
〜ふれあいネットではなく、利用調整会議にて合議によってで予約が出来る、など。

川崎・上丸子天神町野球協議会について

◉今回、2023年3月24日(金)10:00に川崎市のホームページに掲載されました「コンテンツ番号121040」にございますように、川崎市の野球場について現在も予約困難な状況が未だに続いております。川崎市からは特定団体が独占的に予約を行い、利用調整を行っている実態がある」という見解が明確に示されました。またこれに先立ち、昨年の川崎市議会令和4年第5回定例会 12月21日 本会議第9日にてこの問題が市議会議員より取り上げられ(動画の5:00あたりから再生して下さい)、川崎市の答弁では「予約方法の見直し」が明言されました。こうした背景から今回、上丸子天神町でも協議会方式を採り入れて予約管理することことになりました(対象球場はこちらをご参照下さい)。

◉ただし、協議会で全数を利用調整するのではなく、一般からの抽選申込枠もございます(コンテンツ番号121040より抜粋→抽選可能枠については、下記の「野球場空き状況」で御確認いただけます)。協議会に登録が必要ないチームは引き続き「ふれあいネット」にて空き状況をご確認ください。

◉この運営管理の考えの母体は、既に13年もの実績がある「川崎硬式野球協議会」をモデルにしております。川崎硬式野球協議会は、上丸子天神町にある多摩川丸子橋硬式野球場、上丸子天神町第四野球場 硬式野球練習場を運営管理して参りました。その長年の実績が評価され、同様の方式で2021年4月には「川崎・北見方野球協議会」が立ち上がりました。ご存知のように北見方にある2球場もこれまで「特定団体が独占的に予約を行い、利用調整を行っている実態がある」として長年、地元のチームから問い合わせがあった球場でした。そこで川崎硬式野球協議会と同じ協議会方式を採り入れて、高津区および球場のない宮前区のチームが地域に密着しながら上記の「利他の精神」をベースに譲り合いながら利用しております。協議会では特定のリーグや団体だけが占有する事はありませんのでご安心下さい。リーグや年齢に関係なく、学童から社会人野球、草野球、中・高学校の部活動、ソフトボールのチームが地元の球場・野球で繋がっている地域密着型の組織です。

◉今回、川崎市の野球場の予約困難な状況をさらに解決すべく「川崎・上丸子天神町野球協議会」が立ち上がりました。今回から新たに地元の中学校にも開放し、さらに地域密着、「川崎市ファースト」を明確に打ち出し船出いたしました。今後の活動にご期待ください。なお、今後の協議会への新規加入を希望される川崎市のチーム(第一次募集は終了、7月以降の利用二次募集について)はお手数ですが改めて問い合わせフォームより随時受け付けております。

【協議会への本登録の手順】
①お問い合わせフォームにて連絡
フォーム内の「※お問い合わせ内容」に以下の必須事項を記載ください。
チーム名、代表者名、所属リーグ、連絡先、チームのホームページおよびSNSアカウこの情報を元に検討させて頂きます。
②①のチェック後、個別にご連絡いたします
(5月頃を目処にしております。不正アクセス※等に関わっていないと思われるチームを優先します。その後、チーム代表者との個別面談等を実施し、協議会のご説明、チームの実態についてのヒアリングさせて頂きつつ、不正アクセスや又貸しなどの情報がございましたら是非ご協力下さい)
③会則に倣い各種チェックの上、申込フォームを案内します
(ここで会則のチェックが可能です)
④定例会へのご案内、手続き→チェック後に問題がなければ利用調整会議へご案内します。
⑤利用調整会議にて利用日を申請、本登録へ

【FAQ】
※球場の利用料金については、川崎市が定める金額に変更はございません。
ただし球場の維持管理に必要な費用に充てる会費等は発生します。
※これらの詳細・会則については上記の手順に従い公開して参ります。
※協議会は全体を統括するだけで特定の団体やリーグまたはチームに加担することはございません。あくまでも行政からの指導の下で球場の運営管理、報告をしておりますのでご安心ください。
※協議会に加盟しているチームはホームグランドを持つことになるため、人数が増えたり、チームが強くなったり、家族が集まったりと、プラスの方に転じてゆく傾向があります。
※なお、協議会に登録し、安定的に球場が予約出来たとしても、その取得回数は登録チーム数によって増減します。この原則をご理解下さい。
※今回第一次募集は終了しておりますが「ふれあいネット」にて5月以降、一般利用枠として毎月抽選枠もございます。また、協議会に登録しなくても良いというチームも5月以降「ふれあいネット」にて空き状況をご確認ください。
※不正アクセスの実態についてはこちらを参考にしてください。
※既に施行され、実績を上げている協議会の手法に関して否定的なご意見などは今回の募集では必要としておりません。登録チームの皆さんと一緒に球場を守っていこうという地元のチームは上記のポイントを踏まえた上で、お手数ですが改めて問い合わせフォームよりご連絡ください。

◉最後に
今後も川崎市と二人三脚で、更に国会議員、市議会議員を通じて警察とも情報共有しながら不正僕滅に取り組んでいく所存です。

以上、登録チームの皆様と連携を深めながら、川崎市在住の皆さんが、地元川崎の球場で安心して野球を楽しめるように我々も引き続き努力して参ります。

令和5年吉日
川崎硬式野球協議会 役員一同

川崎・北見方野球協議会